横浜では「第一亭」とともに推している店。ざっくり言うと、
四川 × 刀削麺です。
刀削麺は山西省なので、むしろ内モンゴルに近く、太原とか大同とか。
元の時代。モンゴル族の統治者が漢民族の反乱を恐れて武器を取り上げた際に、各家庭の包丁まで没収。不便で仕方ないので、鉄片を用いて削った麺という(説)。不便から名物になり、日本でも人気がある。(2025年8月・12月の2回分)

場所は伊勢佐木長者町駅から3分くらい。関内駅の北側に出て、大通りをそのまま南西にまっすぐ歩けば通り沿いです。

店内は薄暗く、現地感が良き。
紹興酒の小(980円)を頼むとこれが出てきます。250mlなので長居はできないが、軽く呑むにはほど良い。ボトルの半分弱を呑む感じですね。
麺の提供までわりと時間がかかる。つまみも頼みたいが、独酌では量が怖い。初回にしくじったのでこの日はじっと待ちましたw
ランチでさくっと食べたい兄さんはイライラしてましたな。

大将は四川の方なので、基本的には
「刀削麺を使った四川料理」です。
人気のメニューは「麻婆刀削麺」ですが、この日食べたのは、

青花椒牛肉麺!
写真では分からんですが、めちゃめちゃ花椒が効いている。最初にむせると悲惨なので、入りを丁寧に、ゆっくり。
これはうまい!
パクチーと花椒で無限に食べられます。

味の濃い牛肉を溶かしながら食べ進めると、徐々にスープは朱に染まり。
あとを引くな~。

刀削麺自体は機械です。さすがにほぼワンオペでは無理ゲー。ランチは弟子?のお兄さんが作っておりました。
さて、もう一つ。別日です。
当店で一番気になっていた本命メニュー。
実は「豚の味珍」からの2軒目。自分の胃袋を過信して失敗。まったく処理できず持ち帰ったのですが、、、

緑麻婆刀削麺!
しかしこれ、3人前くらいあるような。
汁なしを選びましたが、汁ありもできます。持ち帰ったので「なし」で正解だったがw

青唐の麻婆がビリビリに痺れて、めちゃめちゃ好きなタイプ。
刀削麺の食感とよく絡み、天才的に旨い!
持ち帰って翌日食べたけど、全然生きてました。いろいろ試してみたいことも増えた。
次回はこれの汁麺を食べるのだ。普通の麻婆刀削麺を食べてないけどねー。

大将に「楽山大仏」に行った話をしたら、とても喜ばれました。四川最高じゃ。
もともと、従甥も信頼しているブロガーの方も推していた店。早く来ればよかったなーと反省するほど気に入った。
青花椒魚(水煮魚の青い仔かな?)とか、酸口豆腐とか。夫妻肺片も毛血旺もあるし。4人くらいでもっと食べたい。花椒好きで横浜に来られる人を探さねばならん。













