南バングラデシュの家庭料理、その方面で絶賛されているサルシーナハラルフーズ(SARSINA HALAL FOODS)です。都内の機会が減る中で6月以降5回も食べた!(2025年6月~10月)
2025年の大ヒット。

食べた順に並べてみる。
1)魚の頭とカリジラ米のムリゴント
2)マンゴーカションディパブダ
3)パニールドピアザ
4)ハシェル肉ブナ
5)カリジラ米のビーフテヘリ
呪文な。
カリジラ米のビーフテヘリ

では直近の訪問から。

B)カリジラ米のビーフテヘリ 卵とダルを。カリジラ米(kalijeera、チニグラ米とも)は初訪時以来。バングラデシュの高級短粒米で、1kg1500円するらしい。
テヘリ(tehari、テハリとも)はビリヤニに似てる。具材に生米を入れ、水を加えて調理。プラオとほぼ同じ作り方みたいです。店で聞き忘れたので検索したところ、スパイシー丸山さんのブログにありました。

ダルをかける。

ビーフはかなり硬め。カリジラ米は最強だが、魚の頭のムリゴント(1回目)には勝てんな。
ハシェル肉ブナ


A)ハシェル肉ブナを。ハシェルはアヒル。ブナ(bhuna)は水分の少ないカレーという説明がありました。
通常メニュー(上記C・D・E・F)はこれですね。

混ぜて喰らう。たまらん。ほんとなんでもうまいです。
この料理の難点は、アヒルの骨が細かいことですなー。
パニールドピアザ


C)パニールドピアザを。パニール(panīr)はインド料理のメニューでも見かけるチーズですね。ドは「2」、ピアザ(piaza)は玉ねぎ。dopiazaと繋げて、2種類の玉ねぎを使う料理、みたいです。
チーズと玉ねぎのカレー。食後にいつものチャイ。甘いのと甘くないのが選べます。あたしは甘党ではないが、いつも甘いやつ。

これは想像通り。優しい味わいです。パニールは家でも使ってみたいなー。
マンゴーカションディパブダ


C)マンゴーカションディパブダを。相変わらずの呪文感w
パブダ(pabda)は川魚の名前。身離れの良い上品な白身が3本。ダル、ナス、もう一品がついてくる。

バングラデシュは川魚をよく食べる。定番メニュー(食べたことないけど)の「めっちゃくちゃ大きいカトル魚ブナ」もデカい鮒(フナ=カトル)です。ブナはカレーの種類ね。フナじゃない。
驚いた。キスのような食感、身離れもよくて食べやすい。川魚とは思えん。

マンゴーとマスタードで爽やかな酸味。めちゃめちゃ美味い。フォークとスプーンの限界までキレイに食べたつもり。
「ベンガル人は魚と米でできている」は本当でした。これは素晴らしい!
ベンガルの魚については、さいちょさんのnoteに詳しく書かれています。
魚の頭とカリジラ米のムリゴント


A)魚の頭とカリジラ米のムリゴント(muri ghonto)。Bの「ニラミシュ」ってなんだろう。このときは初訪で舞い上がっていて気づかなかったw
調べたら、菜食料理(niramish)でした。ニラじゃない。

上にも書いたが、カリジラ米は高級種で香り高く(世界一という評価も)、かなり短粒。みっちり詰まった感じでうまいのだ。

マスタードオイルが良い。魚の頭を覆い隠すように盛られている。超大盛、頭の中にも米がみっしり。
メニューを読んでもさっぱり想像できないが、これがめちゃめちゃ旨かった! 初回のバイアスはあるが、目下最強はこの仔です。

新大久保駅から山手線の内側に、徒歩5分くらい。
メニューは毎日変わるので、深夜にSNS(インスタ、X)に出る当日のメニューを確認して訪問しましょう!













