ずっと通っている鮨屋で、技術的には、根岸の名店「高勢」の系譜。
30余り勤めた古巣(護国寺)から近く、本格江戸前でもリーズナブル。めちゃめちゃ素晴らしい人柄の大将とも仲良くさせていただいてます。
旧店舗(一番下に貼りました)は建て替えで、2017年に近所に移転。写真は直近のものを。(2025年12月)

この日のスターター。煮こごり、白子醤油などを。

毛蟹があらわれた!
そういえば2025年、初かもしれん。年末だけど。
味噌を舌に絡めながら、乾坤一(宮城県・村田町)のうすにごり。

鰤、炙り。ぶりあぶり。あぶりぶり。
旨いに決まってます。冩樂(福島県・会津若松市)に移行。ハイペース。

マツカワガレイ。昆布締めです。
『シン・オーガニック』を読んでいるタイミングで、鰈とか鮃とか、
底生魚には辛い時代だなー
と思っていた。貝もね。彼らの未来が心配です。

日本酒は基本的に冷酒。この日の主役は、奈良県・御所市の
篠峯三兄弟!
裏ラベルの2本は酸系で面白い。好んで買っている山陰の仔(齋香荒、れもんドオ)たちとは違って、ぎょっとしない美味しいレモン系。燗にしても楽しそう。


烏賊。ゲソ焼きからの、海苔つきでにぎり。

黒ムツ。炙り。長井と言っていたので近所産です。

真鯛。昆布締め。

蝦蛄。仔持ちを塩で。

くるまえび。

こはだ。

中トロ。ピンク。

白甘鯛。炙り。
甘鯛は大好物。白甘鯛はその高級種。ありがたや。

穴子はたれで。

赤貝。美しい珊瑚色。
今日はめちゃめちゃ出てくる。
気のせいかしら?

ここで河豚。
やはり今日は気前が良い。年末だからかw

巻物もなんと4本。
やりすぎでしょ大将!
まずはひもきゅう。写真撮る前にうっかり減らしてしまった。

とろたく。

かんぴょう巻。

こはだガリ巻。
満喫! 連れは腹パン。あたしが満腹になるくらいだからなあw

新店舗の写真が見つからないので、
56年続いた旧店舗を。


長い歴史と技術を受け継ぎながら、進化し続ける大将。
魚貝高騰の時代に、(呑んでも)3万いかず。素晴らしいと思うなあ。
もちろん、5万円、10万円出せば(銀座や西麻布で)最高の鮨は食べられますけどね。
ハイレベルでリーズナブル。
この枠、実は少ない。

おまけ。2017年5月。新店舗に移るときに、1ヵ月の隙間が。
このタイミングを狙って、ウチ(葉山王宮)で庭鮨会やってもらいました。冒頭の奥様とのツーショットも、このときのもの(あとで身内向けに写真整理して記事立てます)。

大将、奥様。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。













