フランス・ブルターニュから帰国する(1年半に一度)マダムを囲む会。Twitter黎明期に知り合った呑み喰い仲間と、愉快な夜。今回はこちらにお邪魔しましたー。カウンターの角に5人で陣取る。うるさくて済みませんでした!(2025年11月)
11品のペアリングコース。
ワインとシェリーを合わせて(11杯・通常のグラス5杯分程度、+9900円)です。たくさん呑めない人はハーフ(6杯・3杯分・+6600円)もあります。

いきなり掴まれるスペシャリテ。
①サーモンのミキュイ 菊芋のソース。
開けたところを撮らなかったけど、美しいオレンジ色のサーモンが出てきます。
素晴らしい幕開け。

②天然きのこ ごぼうと卵黄のソース。

③イベリコベジョータの生ハム。シェリー合わせで。

パンもうまい顔をしている。燻製バター。途中で追加されて2つ食べた。

④バターナッツカボチャの冷製クリーム ペドロヒメネスとイチジク。
ペドロヒメネスという単語に上がるw
もちろんペドロヒメネス合わせです。甘さ×甘さ×甘さの素晴らしき三重奏。

⑤赤エビとアサリのアロス 根セロリの泡。

⑥肝クリームを巻いたサンマのロール焼き バルサミコのソース。
サンマの肝を昇華!
クリーミーで最高。骨もなく、いいとこ取り。付け合わせのカブは大根おろしのイメージで。

⑦松茸とハモンセラーノの出汁。最高かよ。

スペイン西部、エストレマドゥーラ州「リベラ・アルタ」のバランシーネス。
ワインはスペインに拘らず、南アフリカのシュナン・ブラン、カリフォルニアのピノ・ノワールなども出てきました。

⑧長谷川さんのアオリイカ バスク風。これも良かったなあ。

パエリヤに合わせる赤。ラハス フィンカ エル ペニスカル。スペイン東部、アラゴン州・カラタユの産。

スペシャリテその2、
ピトゥのパエリヤ。
稀少な説明を聞いたけど、、、失念。で、調べた。
スペインのアストゥリアス地方の伝統料理、「ピトゥ」という、鶏肉と焦がした濃厚な玉ねぎを煮込んだ一品。でした!
アストゥリアスはスペイン北部、ビスケー湾に面した地域。サンタンデルの西ですね。

⑨ピトゥのパエリヤ。パエリヤは大・中・小を選べます。あたしは大でw
鶏が強く弾けるような旨み。これ好きだー!

⑩バスク風ブルーチーズケーキ 生姜のアイス。ブルーチーズはそんなに強くない。アイスはマジで生姜だ!
デザートは2品。リキュール×2か、リキュール+珈琲を選択。
ヨーグルトリキュールと。

⑪ほうじ茶のアイス 栗のカスタードと焼きリンゴ。
ヘーゼルナッツのリキュールで締め。
素晴らしいコースでした!
これで1万円台前半は値打ちあり。

シェフはスペイン2つ星で修業。
若いし、拘り強そうで、洒落てる店なのに、、、
非常に感じが良い!
サービスの男性も気が利くし、そんなに肩肘張った感じもないし、良い店ですねー。
良い夜をありがとうございました! お店の インスタ はこちら。
このあと鎌倉駅周辺でぐずぐず呑んで帰りました。逗子・葉山の深夜バス、復活しないかなあ。(タクシー高い)













