神馬|酒場(京都市・北野白梅町駅)

個展開催中の叔父(彫刻・サイトはこちら)を慰労する会。京都・千本通の「神馬」(しんめ)に行きました。1934年(昭和9年)創業の名酒場です。

哲学の道の会場からタクシーで。最寄り駅が遠いので、バスで「千本中立売」下車がおすすめ。酒蔵のような面構えにテンション上げて出陣!(2023年6月)

品書きの素晴らしさ!

2枚あります。
選ぶ時間が楽しくて大変で、どうしましょ。

友人のソムリエがこれを見て

「エロすぎ」

と言ってたw

まずは活鳥貝から。舞鶴。地名に萌えるあたし。

酒は灘6種ブレンドの常温からスタート、途中で燗へ。冷酒系のラインナップを見ても、これが王道、正解だと思います。

銘柄は、菊正宗、剣菱、大関、日本盛、白雪、黒松白鹿

堂々たる灘酒の主軸!

ブレンドの原点は、現店主の祖母である初代店主が「どの銘柄も同じだけ売ってあげたい」との想いから。

これらを壺にあけ、量り売りしたところから始まったそうです。

甘鯛塩焼。酒蒸しもあります。

穴子白焼(淡路)。天ぷらもありますー。

ここに入ると違和感あるが、やりいかフライは最強だw

鯨ほほ肉造りヽ(´Θ` )ノ 自家製の鯨ベーコンと迷ったが、「特選」の文字でこちら。

賀茂茄子(しぎ焼)。田楽もある。

白ずいき(芋茎)くず引き。

鱧落とし(韓国)。神馬の本(下記)で知りましたが、鱧は韓国産のほうが高級品なんですねえ。メニューによると、淡路産が1,320円、韓国産が1,760円。

鱧はみぞれ煮、フライもある。京都だなー。

締めその1。鱧寿司、鯖寿司。

締めその2。土鍋飯もいただきましたー! 満喫!

いやー良かったなー。

黒毛和牛(イチボ)のビフカツとかローストビーフにも惹かれたし、ミスジの「合法ユッケ」もめちゃめちゃ気になった。

それでもやれることはやった感じ。予習の成果(↓)は発揮できた気がしますw

事前にこれを読んで(叔父はめちゃめちゃ気に入ってた)予習は万全。食だけでなく、京都の文化史としても大変面白かった!

神馬──京都・西陣の酒場日乗』上野敏彦(新宿書房)

京都は良いなあ。気になる店が多すぎてしんどいけど、また行きまーす!

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