ガチの乗り鉄だった時代(中学1年~高校1年)のネガフィルムをデータ化。
北海道は高1の夏休み(1983年8月)に全線乗りました。まずは、
1970年の路線図です。


(⇔スライドします)
美幸線から松前線まで、この番号順にやる予定。
白糠線だけフライングして先出し。あと、瀬棚線とか岩内線とか、写真が見つからなかった路線はナシ。どこかにありそうだが、フィルム切れかも?
乗ったのは1983年なので、上の路線図とは一部異なる部分あり。
国鉄は白糠線が上茶路まで、石勝線未開通、根北線(斜里-越川)が廃止前だったりします。歌登、夕張、羽幌など、私鉄系がまだ残ってますね。

では、渚滑線。(1983年8月)
開業 1923年11月5日
廃止 1985年4月1日
名寄本線を先にやるべきなんだが、湧網線とセットにやりたいというのもあって、地理的な問題でこちらから。
計画時は名寄本線のルートとして滝上経由も候補に挙がっていたが、実現せず。


1983年。渚滑6:45発の休日運休便が目立ちますね(1970年版では途中普通に停車してます)。
途中無停車! 上りはなく、いったい誰を運んでいたのか?
上渚滑は沿線の中心駅で、朝の上りはここで増結も。妙に時間が早いし謎ですが、木材関係か、資源開発か。誰か教えてください。

16号線。名寄本線(湧別支線)の四号線が有名ですが、こちらも仮乗降場。
通過列車が多く、
上りの最終10:01
下りの始発13:49
なかなかの謎ダイヤです。

北見滝ノ上。貨物が盛んな頃の名残で、構内は広い。1983年時点ではほとんど撤去されていました。

渚滑線はここから北、西興部に向かう計画もあったが、その後南西の上川に接続する形に変更。結局は石北(本)線の開業で、着工すらされず。名寄本線から外れて以来、なかなか不遇な感じです。
駅構内は「北見滝ノ上駅舎記念館」に、ロータリーも復元されています。渚滑線の資料もあるようで、良いですねー。
最後に。
20日間、目一杯使ったこれ、、、

北海道ワイド周遊券。当時の時刻表によると、
学割で23,300円(20日間有効)
東京から。10月から冬季2割引。凄い切符がありました。これがなければ高1で全線乗るとか無理だったなあ。
B寝台に乗らず自由席なら夜行急行に乗り放題なので、宿泊費はタダ同然です。
大雪や利尻に乗り、上川や士別で上り⇔下りの乗り換えとかしてました。そういう大人がたくさんいた時代ですw あたしはガキでしたが。

北海道廃線シリーズ、続きます。













